世の中顔かお金か、なのだろうか。
こういう回分がある。
(回分というのは前から読んでも後ろから読んでも同じってやつだ。新聞紙とかトマトとか。)
「世の中ね、顔かお金かなのよ」
(よのなかねかおかおかねかなのよ)
なんと、この世の真理をついたような回分だろうか。
内容もさることながら、母ちゃんがニートの息子に対して言っているみたいで好きだ。
でも個人的に思うのは顔よりも、人間的な面白さの方が大事だと思うってことだ。
よくネットでは、残念なことを言うキモオタは気持ち悪くて、イケメンはかわいいだとか言われたりする。
でも僕は喋っていて、「あぁ、この人って中身からっぽなんだろうなぁ…」って思うとすぐにその人に対して魅力を見出せなくなる。
これは美少女でもイケメンでも例外なし(美少女は例外)だ。
なんというか、今まで地味だったけど髪染めて大学デビューしました(^o^)みたいな人とか、Twitterでしょうもない#○○と繋がりたい、みたいなタグをリツイートしてたりする人をみると、やるせ無い気分になる。
周りに合わせて髪を染めるという行為は、自分の主張したいスタイルがないということの現れだと勝手に思ったりする。
はっきり言い切ってしまえば、中身がない=バカっぽいなぁって具合に感じているわけだ。
ハロウィンで騒いじゃう人だったり、未成年飲酒をTwitterにアップしちゃう人だったり…まぁ高校の時僕の周りにいた人々の80%はこういう人間だったような気がする。
でもこの感情はおそらく嫉妬から来るものだろう。
僕はああはなれないから、ウェーイってあんまり騒げないから、批判するサイドに転じているだけなんだろう。
世間一般では、フツメンで中身が面白いやつよりも、きっと、イケメンで中身スカスカのやつの方がモテる。それが客観的な評価ってものなんだろう。
でも僕はいつだって、『話していて面白いヤツ』になりたいと思っているし、深みのある人間になりたいと思う。
主観的ではあるけど、僕にとっての人間ってのは中身かお金かなのよ。お金は大好き。以上。